静岡・草薙の由来とは? ヤマトタケル伝説がある草薙神社
皆さんは静岡市の草薙を知っていますか?
私はその地名から何か伝説に関係ありそうだなあと思いました。
その伝説とはヤマトタケルの伝説です。
これから私が紹介するのはヤマトタケルを祀っている草薙神社についてです。
草薙とヤマトタケルの関係とはいったいどんなものなのかまとめてみました。
草薙神社の基本情報
アクセス方法
JRの草薙駅や静岡鉄道の草薙駅から歩いて30分ほど。
車では10分以内にたどり着きます。
近くには駐車場があるとのことです。
バスだとしずてつジャストラインで10分くらいです。
バスは平日だと1時間に1本程度、休日にはあまり出てないため時間には余裕をもって行動しましょう。
拝観時間
拝観時間は9:00~16:00です。
ご利益や祀っている方、伝説
ご利益は開運厄除や無病息災など。
草薙と縁が深いヤマトタケルが祀られています。
さて、この神社には伝説があります。
ヤマトタケルが東の方に向かう際、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)こと草薙剣で草を薙ぎ、火打ち石で向火を放って賊の火責めを切り抜けたとのことです。
その経緯から父親の景行天皇が神社を建設し、今の草薙神社になったと言われています。
三種の神器とは?
三種の神器とは日本の伝説に関わり、歴代の天皇が受け継いだ大事なものです。
・八咫鏡
・天叢雲剣こと草薙剣
・八尺瓊勾玉
の3つで構成されています。
平家物語では草薙剣が失われた
平家物語とはかつて日本にいた平家について描かれた物語です。
この物語の最後のあたり、平家の血を引く安徳天皇が朝廷から去る際に草薙剣を持参しました。
誰もが知っている通り、安徳天皇はわずか8歳で入水することになり草薙剣も共に海に沈んでしまいました。
今は熱田神宮にあるとのことですが、実物だとか形代だとかはあやふやですのでそこは皆さんでお調べください。
ヤマトタケルの伝説は他にもある
さて、伝説の存在として語り継がれているヤマトタケルですが、草薙神社以外にも伝説の地はあります。
岐阜県と滋賀県の間にある伊吹山
それは岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山です。
悪い神様がいると聞きつけたヤマトタケルは伊吹山に登りましたが、そこでは一波乱があったとのこと。
伊吹山は標高が1300m以上、とても高い山です。
頂上までは車で行くことができます。
神奈川県の石座神社
ここの伝説ではヤマトタケルが腰かけた石があるとのこと。
その石はご神木として大切にされているそうです。
調べてみたらヤマトタケルに関する場所がたくさんありました。
伝説の地を歩き回ってみるのも面白そうですね。
旅の目的として検討するのはありだと思いました。
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実際に行ってみた感想
周りが山と自然に囲まれた田舎なのでとても静かでしたね。
空気もきれいですっきりとしました。
ここが伝説の土地なのかと思うとワクワクです。
ここの見どころはご神木である大きな楠の木です。
長生きしていることから長寿のご利益があるということで大切にされています。
パワースポットとして有名なので気になった方はぜひご参拝してみてください。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
伝説が地名に関係あると思うとワクワクしますね。
これを機に歴史を学ぶのも面白いかもしれません。
さて、草薙にはカフェバーティーパーティーがあります。
敷居が低いのでどんな人もおすすめです。
気になった方はぜひこちらをご覧ください。
静岡市清水区草薙の敷居が低い新スポット カフェバーティーパーティー
また、静岡には他にも面白い観光スポットがあります。
旅の参考にご覧くださいませ。