静岡県浜松市のいわくつきスポット 犀ヶ崖
皆さん、こんにちは。
千年鯨です。
私はこれまでに様々な心霊スポットを訪れました。
今回私が紹介するのは心霊スポットと噂されていませんが、いわくつきな出来事が起きた場所を紹介します。
それは浜松市にある犀ヶ崖です。
犀ヶ崖の基本情報
場所、アクセス方法
犀ヶ崖は静岡県の浜松市にあります。
バスがおすすめです。
・浜松駅からバスで遠鉄バスの舘山寺行き
・奥川・気賀や和合・高丘行き
で約15分ぐらい、運賃は180円で行けます。
浜松北高もしくは犀ヶ崖で下車して徒歩数分でたどり着きます。
犀ヶ崖資料館
犀ヶ崖には資料館があります。
三方ヶ原の戦いの資料や遠州大念仏に関する資料が展示されています。
午前9時から午後17時まで見学可能、入場料は無料です。
犀ヶ崖の怖い話
犀ヶ崖とは?
浜松城の北の住宅街にある犀ヶ崖。
昼と夜に訪れましたが、崖の下には何があるのかわからないくらい深いものです。
高所恐怖症の方が覗いたら気絶しそうなくらいすごい崖でした。
ここには怖い話があるということでより恐ろしさを感じました。
三方ヶ原の戦い
戦いが起きた日:元亀3年12月22日
場所:遠江国敷知郡の三方ヶ原(現在の浜松市北区三方原町あたり)
対戦者:武田信玄VS徳川家康と織田信長
徳川家康三方ヶ原戦没画像
徳川家康に織田信長が援軍を送って武田信玄が率いる軍を迎え討とうとしますが、徳川家康は敗北してしまいます。
その際、徳川家康は自分の戒めのために負けたときの姿を絵に描かせたそうです。
徳川家康が負けたときの絵と検索すれば閲覧することがでいます。
浜松城に逃げ帰った後、徳川家康は仕返しを企みます。
その策は
・浜松城の北にある犀ヶ崖に布を仕掛けて橋があると見せかける
・その布に足を踏み入れた武田軍たちが崖に転落する
というものでした。
武田軍の亡霊のしわざか?
夜襲をかけられた武田軍は次々と崖に落ちてしまいました。
戦いの翌々年から恐ろしいことが起こります。
・崖の下から人のうめき声や馬の鳴き声が聞こえる
・かまいたちに遇って怪我をする人が増えた
・イナゴが発生して農作物に被害が出た
などが起きたそうです。
地元の人々は祟りを恐れ始め、それを聞いた家康は世話になっている僧の了伝上人を派遣して供養させました。
そして今後の対策として家康は盆の間に大念仏を行うことを指示します。
遠州大念仏踊り
犀ヶ崖の供養から始まった念仏踊りは後々の遠州大念仏踊りに発展しました。
7月もしくは8月に初盆の家を巡って太鼓や鐘などで念仏踊りが行われています。
今はコロナの影響で踊りが難しい状況です。
いつかはコロナが落ち着いたら伝統が再開できるといいですね。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
歴史の怖い話から後の世のために供養、それが祭になっていくとは紐解いていくとあらゆることがわかるものですね。
当時の人々の様子や気持ちがわかっていくのは歴史のロマンだと思いました。
来年、2023年には徳川家康の大河ドラマが放送される予定です。
浜松市には徳川家康に関する場所がたくさんあるため、聖地巡礼におすすめです。
歴史のロマンを感じたい方はぜひ、訪れてみてください。
静岡には家康など歴史的なスポットがあります。
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