ぶっとんだ痛快コメディ小説 婚約から始める悪役令嬢の監獄スローライフ
皆さん、こんにちは。
千年鯨です。
様々な小説を紹介している私が今回お勧めするのはたくましい悪役令嬢が出るコメディものです。
大抵悪役令嬢は自分の身の上を反省したり最悪の結末に辿らないよう努力するのが多いのですが、この物語の主人公はどんな不利な状況になっても図太く生き残ります。
果たして主人公はどのような手段を用いるのか、そして面白いところを紹介しようと思います。
基本情報
作者:山崎 響先生
イラスト:鍋島 テツヒロ先生
出版社:KADOKAWA
巻数:上巻と下巻の2冊
元々は小説家になろうで連載されていました。
ランキング上位にあり、あらすじから何やら面白そうと感じて読み始めたら見事にはまりました。
あらすじ
主人公はレイチェル、王子様と婚約していたのですが婚約破棄を言い渡されてしまいます。
全く身に覚えのない濡れ衣を着せられた彼女は監獄に入れられてしまいました。
横暴で理不尽な状況になってしまいましたが……。
こんな人におすすめしたい!
・ストレス溜まっていて心がモヤモヤしている
・とにかく思いっきり笑いたい
・理不尽なことに心が折れそう
感想
主人公レイチェルの最強伝説
悪役令嬢物ではよくある光景である、婚約破棄に加わる罰。
大抵監獄に入れられたら反省をしたり、自分の行動に後悔をしたりするものです。
しかし、レイチェルはひどい状況でもパワフルにやり返す強者でした。
そのやり口には口があんぐりと開いていくほどすごいものです。
王子様たちはあれこれと策を考えますが、どんなことにもレイチェルはやり返していくのでした。
王子様たちとのドタバタが面白い
主人公も面白いのですが、王子様たちも面白いですね。
レイチェルを屈服させようと考えるのですが、彼女が一枚上手なためうまく行きません。
悪役令嬢は自分の罪に向き合う物語なのでけっこうドロドロしたものがたくさんあります。
しかし、この小説は痛快で爽快、心がすかっとしました。
なかなか面白いものはないなあと珍しさを感じました。
強いのはレイチェルだけじゃない
主にこのドタバタ劇ではレイチェルが中心ですが、最強なのはレイチェルだけではありません。
王子様の取り巻きの一人に騎士がいるのですが、その婚約者さんがすごい人なんですよね。
どのようにすごいかは実際に読んでいただきたいです。
王子様だけではなく取り巻きたちがどうなっていくのかとワクワクしました。
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漫画版も見てみたい
実はこの小説、コミカライズされています。
漫画版では小説のドタバタがどのように表現されているのか気になりますね。
ぜひ、読んでみたいです。
小説が苦手な方はぜひ、漫画にも触れてみてくださいませ。
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最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
いかがでしたか。
他にも面白い小説を紹介してみたいと思います。
あなたの心がスカッとすることを祈ります!